対処が必要な日本の医療問題

少子高齢化の日本のこれからの医療を考える(不定期更新)

日本の医歯薬分野

近年、医歯薬分野は日本の構造上の変化により徐々に変わりつつあります。

少子高齢化社会が世界でも一番進んでいるとされている日本ですが、その影響で医師や看護師が不足する問題もあります。

少子化により目指す人も少なくなった一方、医療を必要とする高齢者が多くなり需要と供給が成り立たなくなってきているのです。

その一方で歯科医や薬剤師の数は増えており、歯科医は医師でありながらワーキングプアまで出ているのです。

増加する歯科医の調整をしようと、国では歯科大学の定員削減や試験の合格率、基準の見直し、そして歯科医の定年を70歳とすることも検討し始めています。

実際、10年ほど前から歯科医の国家試験の合格率が8,9割だったのが7割ほどに落ちています。

薬剤師も今はまだ良いですが、2027年からは余るとされており、歯科医と同じような人数調整がされないとも限りません。

医師や看護師の不足問題に対しては、労働環境の改善や病院に保育所を併設するなど少しずつ変化が見られてきてはいますが、依然として医師の診療科や地域により偏在状況は根深く残っています。

また、日本で看護師として働きたいと考える外国人を看護学生として受け入れてもいますが、看護国家試験が日本語であることから言葉の壁が大きく立ちはだかり、合格率は10%前後と芳しくありません。

これからさらに少子高齢化社会が進めば今は現場の努力で成り立っている医療ですが、そうもいかなくなってくることは明白です。

国を上げてこの問題に対処しなければなりません。

高齢改良については下記のサイトを参考にされるべし!

高齢医療の現場を斬る!